オークランドのパパトエトエ地区でフルーツフライ(オリエンタルフルーツフライ)が発見され、果物や野菜の移動が制限されました。発見されたのは1匹のオスでしたが、拡散を防ぐため農業生物安全保障(Biosecurity NZ)が監視を強化し、住民に協力を求めています。
フルーツフライは果物や野菜に卵を産みつけることで作物を腐敗させ、農業生産に深刻な被害をもたらします。特にニュージーランドの果樹産業や輸出市場に対する経済的リスクが大きく、早期の駆除が重要です。
規制区域は発見地点から200メートル以内の「ゾーンA」と1.5キロ圏内の「ゾーンB」に分かれており、対象世帯に詳細情報が配布されています。政府は住民に対し、フルーツフライを発見した場合、捕獲して写真を撮影し、0800 80 99 66 まで通報するよう強く呼びかけています。