ヘレン・ミルナーは、2009年パートナーであったフィリップ・ニスベット氏にかけた生命保険NZ$250,000ドルを手に入れるため、彼を殺害した罪で2014年に終身刑を申し渡された。
ニスベット氏の死は、当初は自殺と認められたが、彼の兄弟のリーアン・カルティエ氏の調査によって殺人事件の裁判が始まった。ミルナーは、ESR(the Institute of Environmental Science and Research)が管理する遺体の組織をオーストラリアでテストしたいと主張している。法廷はこの度、ミルナーのこの要求は、最高裁の管轄とした。カルティエ氏は、この法廷の決断にショックを受け、「最高裁に上訴となるのは非常に心外です」と動揺を表した。家族をサポートしている擁護者団体からも、「ミルナーは法廷から法廷へ、裁判を回しているだけ」と非難している。
裁判の判決は未だ下されておらず、裁判官の決定を待っている。