ニュージーランドの各銀行が、十分な個人情報提供をしていない顧客名義の口座をリスク防止のため凍結していることが分かった。
ニュージーランドは、OECD諸国で外国情報共有法(foreign information sharing law)に同意している60カ国の1つであり、現在、銀行や金融機関、トラスト機関等では、外国人顧客の資産情報をIRDへ提供しないとならなくなり、各銀行では、不十分な個人情報しか得られない顧客口座を凍結しているという。
口座凍結数に関して明かさない銀行もあるものの、ANZでは、およそ1000口座が現在凍結状態とのことで、更に増えつづける可能性は高いと見込んでいる。