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オークランドグラマー初めてのマオリ語の先生

ニュージーランドでも名門セカンダリスクールの一つであるオークランドグラマー校が、初めてマオリ語教師を採用した。またこの男子校は、マオリ語を9年生の必須科目にもした。

昨年採用され、マオリ語の先生となるネイタナ・ロブ氏は、マオリ語教育を先導することに感激している、と語った。
「147年の歴史のある学校で、最初のマオリ語教師になるのですから感動しています」
本校の9年生は500人以上いるが、マオリ語の教師はたった一人という状態。
「『どうしてマオリ語を学ばなければならないのか?』、『外国に行っても使わない』などと言う人もいますが、みなさんの知らないこともあります。マオリ語は我が国の公用語です。公の場で必要な場合も多く、私は弁護士とも仕事をしたことがあります」とロブ氏。
オークランドグラマーでは、過去にはフランス語、ラテン語、日本語、スペイン語のカリキュラムを設けてきた。

ヘッドマスターのオコナー氏は、マオリ語は全国の学校で教えるべき言語、と語る。