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ウーバーのドライバー善意の長距離運転が法律に触れる

配車サービス、ウーバーのドライバー、ハーパル・カンさんは、アメリカ人カップルにオークランドからウェリントンまで運転してくれるよう頼まれた。この旅行者カップルは、ウェリントンで大切な会議に出席しなくてはならないが、サイクロン・デビーの影響であらゆる交通機関が止まり、窮地に陥っていた。

カンさんは彼らを不憫に思い、彼らを乗せ長距離を走ったが、これが労働法に触れることになった。法律では商業運転手は、最長で1日13時間の運転しか認められていない。
カンさんは、運転中は複数回休憩を取り、オークランドに引き返す前にウェリントンで2時間ほど仮眠した、と説明しており、善意で行ったことを罰せられるのは不本意だと訴えている。

タクシー協会の責任者は、この責任はドライバーに運転を許したウーバーにあると訴えている。
交通局は、商業ドライバーが決められた運転時間を超過したり、休憩を取りそこねるなどの行為は、決して認められないと明言している。