今年2月32歳の中国人旅行者Jing Cao氏は、オタゴ北のモエラキ付近の道路の反対車線を走行し、家族の運転するクルマと衝突した。その結果、オマルの5歳の少女ルビー・マリスちゃんを事故死させ、彼女の両親と姉たちにも重傷を負わせた。
北京出身のCao氏は、クライストチャーチから運転しており、非常に疲れていたという。Cao氏は4月に有罪判決を受け、懲役刑の見込みありと申し渡された。
今回法廷に立ったCao氏は、家族に向けて5回頭を垂れて、後悔の胸のうちを、通訳を通じて被害者家族に伝えた。判事は、Cao氏の自責の念は本物と認識するが、罪は重く懲罰は免れないとし、18か月の懲役と、被害者家族に6万1,000ドルの賠償金を支払うよう判決した。