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第8回 やっとの思いのセトルメント、そして新居購入へ

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やっとの思いのセトルメント、そして新居購入へ

弁護士に名義変更の依頼

法的なことで自分たちですることは特別ありません。すべて弁護士さんにお願いし、弁護士さんに呼ばれたら書類にサインしに行くだけです。 4月下旬、弁護士さんに呼ばれ、書類にサインしました。 その後、デポジットから不動産屋さんへの手数料を引いた金額が振り込まれました。 不動産屋さんの手数料ですが、不動産の売却価格により異なります。

引越し

セトルメントデーまでに退去と掃除をしなければいけません。 とりあえず、両親の家に移ることにしました。

セトルメントデー

セトルメントデーに行われることは以下のことです。

  • ファイナルインスペクション
  • 名義変更
  • 代金振込み

自分たちが行うことは、ファイナルインスペクションに立ち会うことだけです。

これで、7年お世話になった家とお別れです。 いろんな思い出のある家です。 この家に「ありがとう。」と心から言いたいと思います。

おまけ:不動産購入

4月中旬、気に入った物件を見つけたので、購入することにしました。

物件の検索

Property Pressとトレードミーを使用しました。 また、知り合いの不動産屋さんに、どのような物件を探しているのか伝え、該当する物件があったら紹介してもらうようにお願いしました。

見学

主にオープンホームの時間帯に見に行きましたが、不動産屋さんを通したものは不動産屋さんが大家さんに連絡をし、見学させていただきました。

オークションまでの準備

弁護士によるLIMレポートチェック 合法的な住宅であることを弁護士さんに依頼してチェックしてもらいました。 また、将来的に敷地内に家を建てられるかなどのチェックもしてもらいました。 弁護士費用は360ドルほどでした。

家賃の査定

貸し出した場合、家賃がいくらになるのかの査定を不動産屋さんにお願いしました。 無料でしてくれました。 これは、私たちが両親の家に住む場合、この物件を貸し出す可能性があることから行いました。 これにより、銀行から借りられる金額が増えます。 もし、自分たちで住むのであれば、必要ありません。

借用可能金額の査定

ブローカーさんに、銀行からいくら借りられるかの査定をお願いしました。 これは、購入したい不動産ごとに行う必要があります。 その際、LIMレポート、家賃の査定、給料明細、3か月分の銀行口座明細の提出を求められました。 私がフリーランスで働いているため、私のお給料が信頼できないと判断されました。 そのため、金額が思ったほど高くなりませんでした。

ビルダーインスペクション

オークションでの購入の場合、基本的にアンコンディショナルになります。 後で問題が発覚して困らないように、ビルダーさんにインスペクションをお願いしました。 レポートとして紙に書いて報告してもらった場合、通常$500~600くらいしますが、知り合いのビルダーさんにお願いしたため、口頭で説明してもらい、$300で済みました。

オークション

夫に行ってもらいました。夫の話では、入札したのが夫だけだったため、最終的には売り手さんとの値段交渉だけだったそうです。

オークション後

オークション終了後に10%のデポジットを支払いました。 弁護士の詳細を知らせ、あとは弁護士さんから連絡があったときに書類にサインし、セトルメントデーを待つだけです。

8週間、お付き合いいただき、ありがとうございました。 これから不動産を売る方/買う方の参考になれば幸いです。

さくら

育児と家事、愛犬の世話に追われる平凡な主婦。
趣味:一攫千金を夢見て、皮算用すること。
皮算用が皮算用のままで終わることが多いが、めげずにアイデアだけは考え続ける日々を送っている。