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地球に優しく生きる豊かなニュージーランド人のライフスタイル

自然と共存するライフスタイルに魅了されて

NZの魅力といえば圧倒される絶景の数々ですが、実際に生活を初めてみると現地で生活をする人々がこの景色を守るために地球をいかに大切にして生きているかがわかり、環境への意識の変化が生まれました。今回はNZ生活を初めて気付いたことをお伝えします。

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正直、私は日本で生活をしていた時は環境問題に関する関心があっても自分の生活に落とし込むということまではなかなかできていませんでした。

スーパーで買い物する時にエコバッグを忘れたり、コンビニ弁当を買ったりペットボトルに入った飲み物を飲むことも多かったです。街中に「地球に優しく」という看板があってもどこか他人事になりがちでいたのも事実でした。

実際にNZに滞在して環境問題が自分事のように思えるようになった理由はいくつかあります。

脱プラスチックへの国全体での働きかけ

photo-2一つ目は、プラスチックを過剰に利用しないための国全体での働きかけが行き届いていることです。

スーパーはマイバッグ持参が基本で、持ってなかったとしてもレジのそばにエコバッグが販売されており紙袋も備わっています。カフェなどでも金属のストローや容器も再生可能なもので扱われている店が多くありました。

日本でも徐々に脱プラスチックの動きが出てきていますが、自治体によってはごみの分別に差があったり、過剰な包装がされた食品や商品などもまだまだあります。しかし、ニュージーランドは政府の働きかけが早く国民に浸透していくのをリアルに感じることができました。

身近で手軽に購入できるエコ商品の数々

二つ目は、環境に優しい商品がスーパーやマーケットなどアクセスしやすい場所で手軽に購入できることです。石鹸などの容器を再生紙にしているものやサランラップの代わりに水洗いで繰り返し使用できるBEELAPが浸透していたりと、手軽に購入ができるように工夫がなされていました。

photo-3photo-4驚いたのはそのデザインがとてもセンスが合ってスタイリッシュなデザインが多いこと。こんなデザインだったら手軽におしゃれを楽しむようにエコに生活できますね。

 

幼少期から自然と共存する生活に触れて

三つめは自然に囲まれている環境だけあって、アウトドアでの遊びが子どもの時からとても身近に浸透していることです。圧倒的な公園とキャンプ場の数があり、ゴミも各自で必ず持ち帰ります。日頃から家族で自然に触れながら生活をすることで景観を守る意識が自然と備わる環境が整っていることが魅力的でした。

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美しい地球を保つためには私たちが地球と共存する存在であることを自分事としていかに生活に自然に落とし込めるかが大事であることをNZの人々から教えてもらいました。今日からできることを一緒に始めてみませんか?

記者プロフィール

あやぱんこ

あやぱんこ

山と自然が大好きなハイカー。現在ワーホリで滞在し、
NZ究極のロングトレイルであるテ・アラロアに挑戦中。
山や旅、自然と生きるセルフケアについて発信しています。

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