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【Invercargill 】— 世界最南端の都市での生活と魅力

さんはニュージーランドの世界最南端都市「Invercargill(インバーカーギル)」をご存じでしょうか?

 

私は現在、この南島の都市を拠点に仕事をしながら生活しています。オークランドから約1,500km ( 札幌↔︎福岡の距離感! )離れたこの町は、ニュージーランドらしい広大な自然や独特の文化が魅力の地域です。

【Invercargillの特徴】

◼︎地理と気候

Invercargillは南緯52度に位置し、世界最南端の都市として知られています。年間を通じて涼しい気候で、冬には氷点下2度になることもありますが、東京の寒さと比べると体感はそれほど厳しくありません。夏には日没が遅く、デイライトセービングの時期には夜23時頃まで明るい日もあります。

◼︎人口とアクセス

人口約5万人のコンパクトな町で、市内中心部は碁盤の目状に整備されています。町には空港があり、クライストチャーチでの乗り継ぎか、オークランドからの直行便が1日1本運航しています。空港から市内中心部までは約3kmほど。

◼︎町の魅力

スコットランド移民が開拓した歴史を持つInvercargillには、彼らの文化の名残が感じられる建物が点在しています。広大なQueens Parkや、煉瓦作りの水道塔などがランドマークとして親しまれています。また、中心部には新しいモールができ、日常の買い物にも便利な環境が整っています。

【町の雰囲気や市民層】

基本的に地元民やfamily層が多い。割と大きめなpolytechnic(専門学校と大学を合わせたような教育機関)のキャンパスがあるので、留学生達が専門技術や英語を学ぶために訪れています。日本人が少ないため、完全な英語環境で学びたい方には最適です。ただし、現地の方の話し方には訛りがあるため、最初は少し戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れるでしょう。

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【交通事情】

市内での移動は主に車が主流ですが、公共バスも夕方まで運行しています。ただし、日曜や祝日は運行していないため、車があると便利です。インターシティバスを使えば、ダニーデンやクイーンズタウンへもアクセス可能です。

【暮らしやすさと生活コスト】

Invercargillの物価は時々変動もありますが、ニュージーランド全体の平均的な水準です。家賃相場はフラットで週150〜250ドル、ホームステイで約250ドル〜ほど。短期滞在の場合も中心街に主要な店が集まっているので、生活用品を揃えやすい環境が整っています。

【観光の魅力】

Invercargillは南島を巡る旅の中継地点としても便利な場所です。近郊には、ブラフやスチュワート島などの観光地があり、最南端の絶景やワイルドキウイを見ることができます。また、世界最南端のマクドナルドやスターバックスを訪れるのも一つの楽しみです。

【まとめ】

Invercargillは、日本とは大きく異なる環境で新たな経験を積むのに良い場所です。長期滞在で英語を学ぶ方にも、南島を旅する観光客にも、それぞれに合った楽しみ方が見つかるでしょう。興味を持った方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

記者プロフィール

Hanaco

Hanaco

NZの最南端都市に去年の6月末から昔の縁を訪ねて滞在中。地元密着型ワーホリ。
リアルなNZの地元ライフスタイルや、社会人ワーホリ事情についてブログで綴っています

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