40歳にして急死したオールブラックスのレジェンド、ジョナ・ロムーは、長年腎臓を患い継続的に治療を続けていた。長年の治療により、ロムーは妻ナディーンさんと2人の息子達、ブレイリーくん、ディレイリーくんに渡される財産はほとんど残らなかった。
また生前ロムーは、「驚くほど親切な心を持っている」と表現され、多くの人々から、その人柄ゆえに慕われていた。
ジョナ・ロムー・レガシー基金を立ち上げたニュージーランド・ラグビー協会のチーフ・エクゼキティブ、ロブ・ニコール氏は、「ロムーは他人を心から労わることを常としていた。経済的にも、その他の面でも。そのための費用は、本来はナディーンと息子達のための費用から出されていた」と語る。
基金設立者の一人であるダグ・ウィルソン氏は、「ニュージーランドのラグビーの名を高めてくれたロムーの遺児達をサポートしたい」と発言している。