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Tiwai Point製錬閉鎖へ 南島の経済大打撃

鉱業・資源において国際ビジネスを展開しているRio Tintoは、南島最大のアルミニウム製錬所Tiwai Pointを閉鎖すると発表した。

Tiwai Point製鉄所は、Rio Tintoと日本の住友化学が所有し、南島で1,000人の直接雇用、間接的には1,600人の雇用を生み出している。Rio Tintoはオーストラリア証券取引所で、「高額なエネルギー費用とアルミニウム業界の情勢の厳しさにより、これ以上ビジネスを続けることができないと判断しました」と発表した。Tiwai Point製鉄所は、ニュージーランド最大の電力消費者で、国内全体の12パーセントの電力を使用している。

インバーカーギルでは市民の多くが本製鉄所に雇用されており、市長のティム・シェイドボルト氏は「大きなショックを受けている。ただ仕事を失うだけではなく、家族や学校、小売店、様々な人々が影響を受けることになる」と、コメントしている。