ニュージーランドのRuapehu地区で最大の雇用主であるWinstone Pulp International (WPI) は、Tangiwai製材所とKarioiパルプ工場の閉鎖を決定し、230人以上が職を失うことになります。

この決定は、地域社会にとってこの閉鎖は大きな打撃で、多くの家族が何世代にもわたって工場で働いてきました。従業員は失望と不安を感じており、将来の見通しが立たない人も多く、一部は海外での就職を検討しています。

閉鎖の理由は、ニュージーランドの高いエネルギー価格と低迷するパルプ・木材の市場価格が主な理由です。従業員や労働組合から提案された代替案を検討しましたが、事業継続のための持続可能な方法を見つけることはできなかった為です。

地域の市長や住民は工場を存続させるために尽力しましたが、経済的な課題があまりにも大きかったため、救済策は見つかりませんでした。