ウェリントンで、5歳未満の子どもたちとその家族を対象に自閉症の早期診断と支援を目的としたクリニック「Raupī te Raupō」の試験運用が開始された。
この取り組みは、自閉症の子どもが2歳までに診断可能であるにもかかわらず、ニュージーランドでは平均診断年齢が6歳半と遅れている現状を改善するために設けられた。
プログラムは10週間で60家族を対象に週1回のセッションを提供し、自閉症の子どもたちを早期に識別し、適切なサポートを行うことを目的としている。
現在はウェリントン限定で資金提供されており、将来的には全国展開が期待されている。