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ニュージーランド、クック諸島間で隔離なしの従来可能に

来年3月末までに、ニュージーランドとクック諸島間での隔離なしの旅行が可能になる予定。

2国の各首相、ジャシンダ・アーダーンとマーク・ブラウンは、相互国間での安全な行き来を確立するために詳細を話し合っていると、共同で宣言した。クック諸島はコロナ感染者のいない国。アーダーン首相は、両国をコロナウイルスから守ることが第一のプライオリティ、と述べている。クック諸島ブラウン首相は、コロナ禍で被った打撃から立ち直るために、この相互従来は不可欠なもの、と喜びを表した。

ニュージーランド航空は、両国政府、空港と協力しながら、安全な渡航対策に力を入れてゆく。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。