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ワンガヌイのレント急上昇

国内で急激に家賃が上がった町の一つ、ワンガヌイ。ビジネス、革新、雇用省の統計では、2018年12月締めの一年間で、12.8パーセントも上昇した。

しかし、オークションサイトTradeMeの不動産データでは、リストされた住宅の平均賃貸価格は、週NZ$320ドル、この一年で25.5パーセントも上がっているという。地元のある女性は、「ちょっと前までは、週NZ$250ドルもあれば、そこそこの3ベッドルームの家を借りることができました。今ではNZ$300ドル、時にはNZ$400ドルが必要です」と現状について語っている。これまでワンガヌイは、付近のハヴェラやパームストン・ノースと比較すると、住宅価格が最も低い町の名を冠していたが、現在ではそれらの町と変わらない。政府による住宅補助費も、週NZ$75ドルからNZ$120ドルに昨年4月に上がったが、それにも関わらず、多くの人々が家賃の捻出に苦労している。

来年からは難民も受け入れる予定のワンガヌイの住宅問題は、ますます深刻になるばかりだ。