ウエリントン市は野生動物を守るため、特に野鳥の脅威である野良猫対応策も含め、動物条例の見直しをしており、飼い猫への首輪装着の義務付けや外出時間制限等の案が出ていたが、最終的に猫にマイクロチップの導入の義務付け案が4日、環境委員会に通ったと発表した。今月末には市議会全体の集まりで最終決断が下される予定である。
この法案が通れば、ニュージーランド国内で唯一ウエリントン市の条例となり、生後12週間以降の飼い猫はマイクロチップを入れねばならない。
その他の動物関連の条例変更は、1棟あたりの鶏の飼育数を減らす、市内中心部での動物へのえさやり禁止も含まれる。