サイクロン・ガブリエル後、被害の甚だしかったギズボーンも少しずつ店舗が再開しているが、水の使用は継続して制限される。
ワインガケ発電所を介した主要電力ネットワークは、複数個所で切断され、小規模のワイパオア発電は電力の需要を満たすにはおぼつかないことに加え、洪水災害によるシルト(泥の砕屑物)が水に混入しているおそれがある。
当初カウンセルは、果樹・野菜の生産、食品製造、洗車などにはメインの給水使用を控え、飲料水、短時間のシャワー、調理などに限るよう利用者に呼び掛けていた。
高齢者の養護施設、病院、ランドリー、カフェ、ホテルの運営は開始が可能だが、水の使用は制限し、カウンセルが質問したときに、回答できるようにしておくことが必要。
バー、レストラン、ヘアサロンなど、中程度に水を使用するビジネスもやはり制限つきで運営が可能。
例えば、ヘアサロンでは散髪のみで、洗髪はできない。
もし水の問題が悪化すれば、ランドリーやフードビジネスの閉鎖も余儀なくされるとのこと。