豪雨と洪水に襲われたネルソンでは、数100人が避難している。
非常事態宣言が出されたネルソンとマールボロ地域の洪水は、記録史上最悪のものとなった。
避難しているある男性は、「妻と私は、洪水で家を失いました。何世代もの家族が住んだ家でしたから悲しくてたまりません。すべてを失くして、寝泊まりするバンが一台あるだけです」と絶望している。
アーダーン首相が現地を訪れ視察する他、エンジニア、水文学者、各市長、政府から派遣された支援部隊が、住民とサクソン・スタジアムで会い、可能な支援について話し合った。
レイチェル・リース市長は、「あらゆる支援はしますが、被害の復旧にはきっと何年もかかるでしょう。一刻も早く必要でかつ重要なのは、避難した人々が家に帰り、以前の生活に戻ることです」と語る。