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オークランド大洪水 2度目の浸水に苦しむフラット

オークランドのGilliesとEpsom Avenueが交わる角に位置する8ブロックのフラットは、豪雨1日目の金曜日に2.5メートルの洪水に襲われ、その4日後に再び押し寄せてきた洪水によって家屋が浸水した。

このフラットの住民の1人、エレナ・タナベさんは最初の洪水のことを次のように語る。

「水はあらゆる方向からやってきました。通りや後ろのフラットから。考える暇もない間に2メートル以上になって、2階まで届くくらいの高さになりました」

エレナさん自身はマウント・イーデンの友人の家に身を寄せているが、彼女の両親は浸水したフラットの階上に残っている。

彼女の母親は重病で動くことができない。

公式な災害救助は遅れているが、近隣の住民の協力でバケツリレーで水をかき出し、ポンプ3台の手配ができた。

その2日後日曜日までには、ほとんどの水を排出することができたと思ったとたん、木曜日の夕方、あっという間にやってきた2度目の洪水に襲われた。

「排水溝のつまりを取り除くことが必要です。でも誰も何もしてくれないし、見に来てもくれません」

別のテナントピーターさんは、「まるでプールの中に住んでいるようです。誰もが夜中まで働いています」

エレナさんがInstagramのメッセージを送った国会議員のデイヴィッド・シーモア氏が、返信が遅れたのを詫びつつ、現場の視察に訪れた。

シーモア氏は本フラット救助の優先順位を高めることをコメントした。