インド人のダリーシャ・セバスティアンさんは、ビクトリア大学の学生。夫はウェリントンで働いている。
ダリーシャさんは、昨年末夏休み中にインドへ帰国し、長男を出産した。生まれた息子とニュージーランドへ帰るために、息子のためにビザ申請を1月行ったが未だに発行されていない。「勉強の続きを行いたいのですが、この子を置いてゆくわけにはいけません」と、苦しい胸中を語る。夫のニティン・タイタスさんは、「赤ん坊の顔が見たくてたまりませんが、インドへの航空券は安くありません。ニュージーランド移民局からの回答は今のところ、『スタッフが足りません』ということだけです」
昨年ニュージーランド移民局は、10のオフィスを閉鎖したが、今月ムンバイでは新たに16人の新スタッフが業務に就く予定で、この増員が作業のスピードアップにつながることを期待している。