ネルソンのある一家が永住権を得てニュージーランドに留まれるように、5万人以上の住民から署名が集まった。

スティーブ・ウェブスターさんと妻のゲイルさんは、当時10代の二人の子供を連れて、英国から2012年にビジネスビザでニュージーランドを訪れた。彼らはフローリストのビジネスを買ったが、ネルソンへの転居にあたり、事は思ったように上手く運ばなかった、とウェブスターさんは語る。ビジネスが3年以内に、移民局が設ける条件に満たない場合は、彼らに永住権は下りない。ウェブスターさんは、ネルソンでは、車のディーラーとして就職し、地元のボランティア消防士となった。コミュニティに溶け込んでいる彼らをサポートし、地域住民から5万4,000人の署名を集めた嘆願書が、移民局に送られた。

移民局側は、個別のケースについて言及するのは適切でないと、本件については何も表明していない。