ある調査で、2036年までに、ニュージーランドの仕事の約3分の1が機械化されると予測された。ニュージーランドでは、80年代、90年代に深刻な失業問題に悩まされたが、これを繰り返さないための対策が求められている。
この調査では、農業、林業、製造、サービスなどの分野で技術力の低い仕事を含む、31パーセントの仕事が機械化されると見積もられた。マオリや太平洋諸国出身者が、これに大きく影響されると考えられる。また、オークランドやウェリントンなどの都市部よりも、地方への影響が大きいとされている。
調査を率いたグループは、労働者が自らのスキルを高めてゆくことが重要となるとコメントしている。何のスキルもなく働き始めるよりも、何らかの技能を習得する研修や教育、専門学校を普及することが政府に求められている。