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大手会社の給与未払い発覚が広がる

家電家具大手の Smiths City が、従業員に対し、毎日開店前に行われるミーティング15分の賃金が、少なくとも共15年間未払いだったという事が、発覚した。

裁判所は、Smiths City に対し、過去6年に遡り8月8日までに、未払い対象の雇用者の特定と支払いを済ませるよう命令をした。Smith City は、約450人を雇用する大会社であり、1人当たり年間の未払い額はおよそ$800ドルと予想され、会社の支払額はとても多くなる事が予想されるが、労働組合側は、過去6年のみならず15年分全ての支払いを求めている。

この事件を受け、生地手芸大手のSpotlightの従業員からも、開店前に強制参加となっているミーティングの賃金が未払いであるとの声がでており、靴大手Hannahsとホーム用品販売Briscoesも、営業終了後の残業代の支払いをしていない事が発覚。被害の声は更に広がると予想される。

これをきっかけに政府は、他会社も同様に未払い可能性の見直しをするように求めている。