今回のアメリカ大統領選で、NZ在住のアメリカ人やその友人、同僚の間でトランプ氏が大統領になれば、アメリカからニュージーランドへの移民者が増えるかもしれないと話題にしていたかも知れないが、これが現実になりかけてきた。
ニュージーランド移民局の発表によると、大統領選挙日に移民局のウエブサイトへの訪問者は56,000と通常より2500%も多かった。移住、学習、就職、投資情報を扱う「New Zealand Now」というサイトもアメリカからのウエブサイト訪問者数が70,500となり、通常一日平均の訪問者数1500と比べると、どれだけ多くの人々がアメリカの今後に失望し国を離れようとしているかがうかがえる。移民局はニュージーランドで移住に興味のあるアメリカ人から毎月およそ3000件程登録されているが、当日1日ででアメリカ国籍保持者から7287件の登録が合ったという。
アメリカの隣国カナダでは選挙当日、移民局のウエブサイトがダウンし、閲覧できなくなった事件が起こった。