電気会社によって値段が違う電気代
日本は住むエリアで電気供給会社が決まってしまいますが、ニュージーランドでは電気供給会社をユーザー側が選びます。もちろんエリアによって、選択できない会社とかありますが、引越しても引越先がこれまで違う電気会社でもそれを引き継ぐ必要はなく、自分で選んだ会社でいいんです。ちょっと不思議ですよね。
どこが一番安いの?
そうなってくると、どの会社がお得なの?ってことになります。自分の住んでいるエリアから一番お得な会社を教えてくれるサイトがありますので、まずはそれでチェックしてみましょう。
電気会社を調べるサイト ⇒ https://www.powerswitch.org.nz/powerswitch
住所の他、電気だけなのか、ガスもあるのか、何人で住んでいるのかなどが質問項目にあって、それに答えて行くと、各電力会社がだしているプランの中で、最適なプランを出してくれます。会社には大手もあれば、新しい会社もあって、どれを選択するかは、もちろんユーザー側ですので、そこから慎重に選ぶようにしてください。
その他のポイントは?
大手だからいいとかはあまり無いようです。ただ、大手だと引越先でもエリア内だったりして、新しいアカウント作る必要なくて簡単とかというレベルです。何か起きたときの対応は、大手や新手で差があるのかどうかは判りません。それでも、ライフラインですので、信用があるところを選びたいですね。
停電
電気のトラブル。つまり停電はいつ起こるかわからないので、やっかいです。いまでこそあまり停電しなくなりましたが、10年くらい前までは、毎月のように停電はありました。日本とは違って、殆どオール電化みたいなニュージーランドなので、停電するといろんなことで困ります。停電はどの会社を選んだから停電し易いということではありません。電線は各電気会社が共有してますので…
停電すると困るもの
- 温水が出なくなる!
ガス給湯は問題ありませんが、電気でタンクを暖めている家庭の場合は、温水がでなくなります。通常は照明器具などの電気系統と温水タンクを暖める電気系統は別なので、照明器具などが停電でも温水タンクの電気は通じているということもありますのでまずは落ち着いて確認してください。もちろん逆のパターンもあります。 - ガレージが開かない!
電動シャッターの場合、シャッターが開かなくなります。ただし、手動に切り替えればあ内側から開けられますので、落ち着いて。 - 料理ができない!
キッチンにガスが入っていない場合、調理器具は全て電気。停電になると調理ができなくなります。
電気会社の選定であまり決めてはないようですが、会社の規模・株価なども選考の中で見てみるのも一計かも知れません。