ニュージーランド流鍋をご紹介します
初めに
日本では寒い季節や家族や友人と集まるとき、鍋は簡単でみんなが楽しめる料理の一つです。そんな日本料理がニュージーランドに住んでいるととても恋しくなりますがなかなか食材が思ったように揃わないのが難点です。しかしニュージーランドでも、手に入る食材で美味しい鍋を作ることができることを発見しました。今回は、私のおすすめの鍋の具材を5つ紹介します。それぞれの特徴やメリットも含めてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ズッキーニ
ニュージーランドのスーパーでは一年中手に入るズッキーニは、鍋の具材として大変優秀です。煮込むと柔らかくなり、出汁やタレの味をしっかり吸い込んでくれます。また、他の具材とも相性が良く、鍋全体の味を引き立てます。切り方は、輪切りや縦半分にカットするだけでOK。調理も簡単で、鍋初心者にもおすすめです。
ズッキーニを美味しく仕上げるコツ
最初から鍋に入れず、最後の10–15分で加えることで食感をキープ。
塩を軽くふりかけてから鍋に入れると、さらに味が染み込みやすくなります。
2. 冷凍餃子
ニュージーランドの冷凍食品コーナーには、多くの種類の冷凍餃子があります。すでに知っている方も多いかもしれませんが、鍋に入れるとまた違った美味しさが楽しめます。特にニュージーランドのスーパーには中国餃子が多く取り扱われていますがその分厚い皮がスープを吸い込み、ジューシーでふわふわな食感に。中の具材の旨味が鍋全体に広がるので、スープの味わいも豊かになります。
3. シルバービート
シルバービート(Silverbeet)は、ニュージーランドで手に入りやすい葉野菜の一つです。ほうれん草に似ていますが、加熱しても崩れにくく、鍋の具材として最適です。鉄分やビタミンが豊富で、健康にも良いので、特に女性や子どもにもおすすめ。
4. グリーンマッスル (ムール貝)
ニュージーランドは海産物も豊富。特にニュージーランドはグリーンマッスル(ムール貝)がとても有名でを鍋に入れると、贅沢で旨味たっぷりの鍋が楽しめます。ムール貝から出る出汁がスープに溶け込み、味に深みを与えてくれます。値段もお手頃であり海鮮鍋をしたい方には特にお勧めです。ムール貝の下準備としてよく洗ってから加熱し、口が開いたら食べごろとなります。
5. カボチャ、クモラ
ニュージーランド産のカボチャやクモラは、甘くてホクホク。鍋に入れるとスープに自然な甘みが加わり、子どもにも人気です。煮崩れしやすいので、あらかじめ電子レンジで軽く加熱してから鍋に加えると失敗しにくいです。
一口サイズに切り、皮付きのまま調理するのをお勧めします。
まとめ
ニュージーランドで手に入る食材を使えば、工夫次第で日本と同じように美味しい鍋を楽しむことができます。ズッキーニのしみ込む味わい、冷凍餃子のジューシーな食感、シルバービートの栄養、ムール貝の贅沢な風味、カボチャの自然な甘さなどなど。どれも鍋を彩る素晴らしい具材です。日本が恋しくなった際はニュージーランド流の鍋をぜひ楽しんでみてください!