ニュージーランドとオーストラリアの両国はコロナウイルス対策が上手くいっている事から、4月19日よりこの二カ国間の国境を開通し隔離措置なしで行き来できる事になりました。
トラベルバブルの開始により5月14日にSuper Rugby Trans-Tasmanが開幕することが出来ました。

Super Rugby Trans-Tasmanとは？

5月8日まで行われていたSuper Rugby Aotearoaのニュージーランドの5チーム（ブルーズ、チーフス、ハリケーンズ、クルセイダーズ、ハイランダーズ）が、Super Rugby AUのオーストラリアの5チーム（レッズ、ブランビーズ、ワラタス、レベルズ、フォース）と、クロスオーバーで対戦する大会をSuper Rugby Trans-Tasmanと言い今年が初めての開催となります。

5週間の日程で行われて上位2チームで6月19日に決勝が行われる事になっています。
（予選ラウンドは同じ国同士の試合は行われませんが、決勝は同じ国同士の対戦になる可能性もあり）

フィジカルの強さ、上手さに加え速い展開が持ち味のニュージーランドのラグビー、ニュージーランドよりフィジカルバトルのイメージのオーストラリアのラグビー、ラグビースタイルが少し異なるので違った面白さがあるかも知れません。

開幕週のRound1の結果

ハイランダーズ(NZ) 40-19 レッズ（AU)

今季オーストラリア国内の王者レッズがダブルスコアーでハイランダーズに敗戦。

姫野和樹選手もフル出場に近い出場で勝利に貢献しました。

ワラタス（AU）48-64 ハリケーンズ(NZ)    

両チームともディフェンスが良くない印象でトライ合戦となり両チームの得点を合わせると100点越えとこのレベルでは珍しい得点でした。

クルセイダーズ（NZ) 31-29 ブランビーズ(AU)    

今季ニュージーランドの大会の王者クルセイダーズが終盤まで有利に進めていました。

残り時間10分を切ったところでブランビーズが2トライでコンバージョンキックが入れば同点の場面、キックは惜しくも外れてクルセイダーズがかろうじて勝利。

レベルズ（AU) 3-50 ブルーズ（NZ)

後半に入りブルーズがトライを量産し相手にはトライを一つも与えずに圧勝。

レベルズはホームにもかかわらず良いところなしで終わってしまった。

フォース（AU) 19-20 チーフス(NZ)

反則でイエローだけでなくレッドカードも出てしまったチーフスが後半猛烈に追い上げられてロスタイムでトライを奪われてしまう。

コンバージョンキックが決まればフォースが逆転の場面だったが僅かにそれてチーフスは命拾いの勝利。

2試合は最後に冷や冷やの展開でしたがニュージーランドの5チームが全て勝利で開幕週を終えました。

今後の組み合わせ&結果

https://www.superrugby.co.nz/fixtures-and-standings/

 

チケット購入は以下のリンクの公式サイトからどうぞ。

https://www.superrugby.co.nz/tickets/

 

まだまだ続くラグビーシーズンを楽しみましょう。