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カットンのコメントに審査員がく然

 国内の優れた本の著者に与えられるニュージーランド・ブック・アワード審査員、ディック・フリッツェルは、エリノア・カットンのコメントに驚愕した。賞を与えられなかったのは、自分が世界で成功したからだとカットンが発言したからだ。
 著作の「The Luminaries」 で2013年マン・ブッカー賞を受賞したエリノア・カットンは、ニュージーランドでトップの賞を取れなかったのは、既に海外で大きな賞を取っていたからだ、とインドのメディアでのインタビューで語った。
「海外で賞を取ったから、もう国内で褒美をあげなくてもいいだろう、誰か他の者にあげよう、という感じでした」と、カットン。
 カットンは、ベスト・フィクション賞を授与したが、ジル・トラヴェランの「Peter McLeavey」がブック・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
 フリッツェル氏は、「とんでもない間違いだ。我々の選択は深い考察の結果で、候補にあがった作品の中には非常に素晴らしいものもあった」と、このカットンの主張に対してショックを表している。