ロンドンに拠点を置く国際的なファッションデザイナー、エミリア・ウィクステッドが、40人以上のライバルと競い、ニュージーランド航空職員の次の制服デザイナーの座を勝ち取った。
ニュージーランド航空の顧客販売担当チーフのリアン・ジェラティ氏は、「エミリアのプレゼンテーションは、群を抜いて創造的で、ユニークで、弊社を代表するにふさわしい見た目であると共に、機能的で、着ている者にとって心地よいものでした」と絶賛する。
デザイナー、ウィクステッドはオークランドで育ち、同じくファッションデザイナーである母親のアンジェラ・ウィクステッドとともに、ミラノへ移住した。ロンドンのセントラル・セント・マーティンスで、ファッションデザインとマーケティングの学位を修め、ミラノへ戻った後はアルマーニのデザイナーとなった。
2008年再びロンドンへ移住し、彼女は自身のブランドを立ち上げた。その後彼女の女性らしいスタイルは、世界の多くのセレブ達に纏われた。ヨルダンのラーニア妃、ケンブリッジ公爵夫人、サセックス公爵夫人などの王族から、エマ・ワトソン、グィネス・パルトロウ、レディ・ガガなどのスターまで。
ロンドンに夫と住むウィクステッドは、「ニュージーランド航空スタッフの制服デザインを手掛けることができるなんて、これ以上栄誉なことはありません。愛する故郷アオテアロアに繋がるこのプロジェクトに情熱を注ぎます。私は服が、着る人を変え、元気にし、強くすると信じる者の1人です」と語った。