悪天候、病気、機器の不具合など、時として航空会社は様々な理由でフライトをキャンセルする。しかし、コンシューマーニュージーランドはニュージーランド航空に問いを投げかける。返金を拒絶するのは不正ではないのか?
スクールホリデーが始まった週の月曜日夕方までに、2,500人以上の人が航空券をクレジットに替えた。
しかし、航空会社がキャンセルした場合はどうだろうか?
ベスさん(仮名)は、オークランドからクライストチャーチのジェットスターを予約していたがフライトがキャンセルされた。
ジェットスターは返金は行うが、それには1か月かかると回答した。
ある理由で家族のためにどうしても月曜日までにクライストチャーチにいく必要があったベスさんは、ニュージーランド航空のチケットを買うことにした。片道でNZ$400ドル。
「そして4時間後に受け取ったテキストで、この便もキャンセルになったことが伝えられました。一度だけ無料で便の変更ができる、またはクレジットを受け取ることができるとありましたが、私の行きたい日時までに飛ぶフライトはありません。クレジットを受け取る以外に選択はありません」とベスさん。
ニュージーランド航空からは返金のオファーはない。
コンシューマーニュージーランドは、航空会社によるキャンセルでもチケット購入者に返金しないというこの事実を「著しく不公正」と断定する。
消費者補償アクト、民間航空企業アクトに違反するというのが、彼らの考えだ。