ロウワー・ハットの若きサモア人デザイナー、イナ・マラマさんは今年大学を卒業した。彼女の学生としての最後のコレクションは、「Unfiltered Man」(フィルターをかけない男性)と名付けられた、パステルカラーの男性用ストリートウェアだ。
「メンズウェアは暗い色で、筋肉を際立たせるようなスタイルがもてはやされますが、私はステレオタイプではない男性ファッションを表現したかったのです」とマラマさん。彼女のこのデザインがインスタグラムを通して、英国のオックスフォード・ファッション・スタジオの目に留まった。スタジオは、ロンドン、ミラノ、パリ、ニューヨークの世界の4代ファッション・ウィークにおいて、彼女が「Unfiltered Man」を発表する気があるかどうかを尋ねてきた。マラマさんは、「こんなチャンスを与えられるとは、夢にも思っていませんでした。まだキャリアを築き始めたばかりなのに」と、このオファーに大喜びだ。今彼女は、モデルの選定、音楽、ライト、ランウェイを飾るための費用のNZ$18,000ドルを集めることに苦心している。
彼女のための基金集めとして、givealitte pageも立ち上げられた。