高まる需要に応え、ワイカト大学では3年間のフィンテック(FinanceとTechnologyを合わせた造語。金融と技術のサービス)スペシャリストのための学士過程コースを設立した。
ワイカト・マネジメント・スクールのマット・ボルガー氏は、「世界の金融は、デジタルテクノロジーで動いています。本校はこの2年間、バンキング、金融、テクノロジーの学位を授けるための教育プログラムに取り組んできました」と語る。
「デジタル抜きの金融は成り立たないのが現実ですが、現在ニュージーランドではこれらを組み合わせた学位コースが存在しませんでした。オープンバンキング、デジタル通貨、これらに関連するテクノロジーの知識を持ったスペシャリストの需要は高まるばかりです」とボルガ―氏。
大学は1年目には30~40人の入学希望者を見込み、ニュージーランド国内および海外から募集する。