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公共の充電ステーションでのサイバー攻撃脅威

空港、ホテル、駅、飛行機やバスの中にある公共の充電ステーションで、自分のスマホやコンピュータ機器を充電することは誰でもやっている。この行為が決して安全ではないことに、多くの人が気づいていない。

サイバーセキュリティエージェンシー Cert NZのレスポンスチームマネージャー、ジョーダン・ヘルスプリング氏は、次のように語る。

「自分の充電機を用意して、それを壁のコンセントに繋ぎ充電し、その後その充電器で電子機器を充電するのが公共の充電施設の正しい利用方法です。私は、これは一般的に知れ渡っているやり方だと思っていましたが、実はそうではありませんね。多くの人が、当然のように、公共の充電施設に直接自分の機器を繋いでいます」

ハッカーは、公共充電施設の差込口に、たちの悪いソフトやハードを取り付け、悪意のあるソフトを利用者の機器にインストールしたり、データを抜き取ったりする。

サイバー犯罪者は、この行為をリモートで行うこともあるし、後でこの場にやってきて作為したハードを持ち帰ることもある。

個人の機密情報が保存されたアカウントを守るために、2重承認方法やわかりにくいパスワードを使用することが推奨される。

電子機器は定期的に更新し、最新バージョンの状態に保つことも、主要な攻撃から情報を守ることに役立つ。