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見た目が悪くても味は同じ 青果物を廃棄から救え

Perfectly Imperfectは、大きすぎる、小さすぎる、傷がある、色が悪いなどの理由で売ることができず、本来なら廃棄される野菜や果物を消費者へ届ける団体。

コロナウィルスが猛威を振るった期間に、ウェンディ・ツァオさんによって始められたNGOグループだ。

ツァオさんは、農家で生産される40パーセントの成果物が、見た目が良くないという理由で廃棄されることを知ってショックを受けた。v

彼女の目標は、12万2,000トンの食糧廃棄物を救うことだ。

オークランド西での果物と野菜のポップアップマーケットでは、始まって10分で20人の人々が、バッグに野菜をつめるために列を作った。

このポップアップマーケットは、ウェストゲート、マウント・ロスキル、ファンガパロアラにお目見えした。利用者は、バッグ1つにNZ$15ドルを払い、商品をつめてゆくシステム。

野菜の形が悪かったりや果物の色がよくないことを気にする客はいない。

ある客は、「息子は果物に目がないのですが、高いので今までは充分買ってあげることができませんでした」と喜ぶ。

ウェストゲートのマーケットでは、わずか30分の間に100人もの客がバッグに果物や野菜をつめていた。

Perfectly Imperfectは、ウェンディさんの主要な仕事ではない。彼女は月曜から金曜日は銀行でデータアナリストとして勤務している。