パキスタン人学生ツバ・アジームさんは、ウェリントンのビクトリア大学で法律の博士課程を勉強する予定であった。
昨年学生ビザを申請しようとしていた時に、国境が閉鎖された。すぐに規制が解除されることを期待して、オンライン学習に登録した。
しかしながら250人の博士課程学生、さらに1000人の留学生に特別例外ビザが発行された時、彼女はそれに含まれなかった。
「通常ならすべての博士課程の学生が当たり前にニュージーランドに行くことができるのに、それができないなんて、こんなに悔しいことはありません」とアジームさん。
ナトダニ・ナッチャンさんは、タイの学生でビクトリア大学の博士課程の講義を2020年からオンラインで受講している。彼も特別例外に含まれなかった。
彼の担当者はとてもよくしてくれるが、今の状況は彼の期待する教育環境とはかけ離れていると感じている。
「自国を離れての新しい経験は、オンラインでカバーできるものではないでしょう。ニュージーランドに行ける確実な日付を知りたい」とナッチャンさん。
教育相は今後の決定では、全てまたは一部の海外で学習する学生に対しての規制を解除する可能性もあるとしているが、確実なことは未定である。