世界中で注目され利用客も多い民泊サービスAirbnbだが、Queenstown Lakes District カウンシルにより今後、Queenstown地域では民泊の取締りがなされるかもしれない。というのもカウンシルで家の短期貸し出しに関するルール等、数々の対策について採決を行うからだ。
その対策とは、民泊サービスのウエブサイトでリストに載る家をターゲットにしたもの。現在14%の短期滞在者がAirbnbを利用している事がわかっている。
Queenstown Lakes Districtカウンシルによれば、現在は家のオーナーが自分の不動産を短期滞在者を対象に貸しだす際、年間最大で90日間まで許可されるが、この規則は理解と取締りが不十分であることから見直し訂正を行いたいとしている。
深刻な住宅不足問題も抱えているQueenstown。カウンシルの調べによるとAirbnbサービスの導入により不動産長期レンタルマーケットのリストからおよそ2700棟が消えてしまったという。
カウンシルでは、住宅の短期貸し出しのルールを年間28日にし、それ以上の貸し出しを希望する場合はカウンシルへ許可申請をするようにしたい意向だ。この採決が通ると、カウンシルに公共に変更内容案の発表をし、市民意見提出受付が3ヶ月与えられる。