マールボロのGiesen winesは、世界で初めて、アルコールを取り除いたソーヴィニヨン・ブランをローンチする。
このワインは通常と同様の方法で製造され、その後ハイテクのスピンマシンで、アルコールが取り除かれる。このアイディアは、社の職場の方針が変わったことに端を発している。「昨年私たちは、職場でフィット24という取り組みを始めました。ライフスタイルを健康なものにするため、お酒を一ヶ月控える、糖分の摂取を減らす、運動量を増やす、などのチャレンジを行います」とワインメーカーのニコライさんは語る。「お酒を控えるというのは、私にとって辛いことでした。ワインメーカーとして一日中アルコールに接しているから」そうして彼は、アルコールフリーのワインを研究したらどうだろう、と思いついた。「アルコールによる味の重みがなく、非常に軽い飲み心地のワインです。ブラックカラントとパッションフルーツの香りを含んだシトラス風味が特徴です」とニコライさん。
昨年イギリスの飲食品コンサルタントZenithは、アルコールゼロの飲料は、今後5年で10パーセントずつ成長すると予測した。