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コスメショップ排水溝へゴミを流し込む

化粧品チェーンのSephoraが、オークランドのクイーンストリートにオープンしたが、開店時に紙吹雪がキャノン砲でばらまかれたことと、その清掃の仕方が物議を醸しだしている。

ニュージーランド・マオリ・カウンセルのエクゼキティブ・ダイレクター、マシュー・ツカキ氏が、まき散らされた紙吹雪と共に化粧品が塗布された廃棄用テスター紙が、スタッフによって公共の排水溝に流し込まれた。と訴え出た。「私は、店のスタッフが、大きなビニール袋に入った科学化粧品のついた小さな紙片を、歩道の排水溝に押し込んでいるのを見ました。クイーンストリートの排水溝の中には、ハーバーに直接流れているものもあるのです。彼らの化粧品が、環境にどの程度影響するのか実証されてはいないのに」とツカキ氏は話している。ツカキ氏の訴えにSephora側は、「オークランド・カウンセルから許可を得ている」と回答したとのことだが、オークランド市長のフィル・ゴフ氏は、SNSを通じて「カウンセルはこのような行為に許可は出さない。絶対に承認できない行い」と表し、店の主張を強く否定した。

Sephoraは、「ショップのオープンにあたり、数か月に渡り、オークランドカウンセルと協議してきました。弊社は市の示す全てのプロトコルに従っています。生分解性で水に溶ける植物由来の承認された紙吹雪も使用しています。テスターの紙は店内で処理しています。廃棄方法も適切です。雨のために、歩道に流れた紙吹雪の生分解が見られたので、安全を重視し歩道を清掃するために水を使いました」と社の正当性を表している。