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失くした思い出の箱、持ち主に戻る

ステート・ハイウェイ16のある整備作業者が、家族の写真や書類、手紙などが入った箱を偶然発見し、落とし主を探していたが、無事に見つかり、箱は持ち主の元に戻った。

持ち主のマイケル・ランドさんは、「何ものにも代えがたい物」と喜んでいる。箱の中には、子供時代の写真、家族の記録、航空隊員だったランドさんの祖父が亡くなった時に、ジョージ6世から出されたお悔やみの手紙などが含まれていた。パクランガからクメウに移動したとき、トラックの荷台からこぼれ落ちたのだろうと、ランドさんは推測している。

この箱は、ノースウェスト・モーターウェイのインターチェンジ付近で、トンネル作業員によって発見され、持ち主が探されていた。この調査を担当したインシデント・チーム・リーダーのメル・スタックさんが、写真に撮影されていた家にこの箱を持って行って、持ち主のランドさんを突き止めた。しかし、ランドさんはその家からは、何年も前に引っ越していた。

ランドさんは、この箱が無くなったことに気づいていなかったが、箱を見た瞬間にそれが自分のものであると認識した。チームが家族の思い出ボックスを大切に取り扱って、手元に戻してくれた努力に心から感謝すると、感激している。