オークランドカウンセルは、市のある場所で自転車を借りて、別の場所で返せるサイクル・シェアの仕組みを探っている。
近年より多くの人々が、通勤時に自転車を使用するようになった事を受け、市と交通局は、シェア自転車システムの技術と資金について照査中である。結果は9月に発表される予定。
サイクル・シェアサービスにより、人々は電車を降りて、その足で自転車に飛び乗って会社へ通えるようになる。便利な仕組みを作り、ますます多くの人々に自転車を利用してもらうのが市の狙いだ。
よりよい生活のために自転車利用を普及している非営利団体 Bike Auckland の会長バーブ・カスバートさんは、「自転車を借りることが、オークランドの交通渋滞緩和の解決策だとは思いませんが、ポジティブな第一歩であることには違いありません」とこのアイディアを歓迎している。
彼女は、このプロジェクトを成功させるためには、市全体を通じて十分な数の自転車を、広範囲にわたって用意することが大切だとの意見を持っている。
また「ヘルメットなしでも乗れるようにした方がいいでしょう。ヘルメットが不要であれば、より多くの人々が公共貸自転車を利用するはずです」とも言っている。