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図書館で犬に朗読

ワイカト図書館では、子供達の読む力を培うための新しいプログラムが始まる。犬に本を読んでやるという新しい試みである。

Dogs in Libraries というプロジェクトで、犬に朗読することで、人々は実際に声を出して何かを読み、読む力を養い、自分に対する自信を持つというのが狙いだ。ワイカト・カウンセルの動物保護チームのミーガン・メイ氏が、このプログラムを開発した。
「読むことで自信をつけ、子供達にもっと図書館に来てもらうことを望んでいます」とメイ氏。
ターゲットは幼い子供達だけでなく、ニュージーランドに着いたばかりの移民達も含まれる。
「声を出して読む練習を思いとどまらせるのは、誰かが自分の朗読を笑ったり、または訂正したりすることです。他人から批判されると感じると、それがプレッシャーになり上手く読めません。その点犬は、間違えても訂正したり、笑ったりは決してしません。ですので子供達は、練習を長く続けてゆくことができます」

犬と一緒に読書した子供たちは、読んでやった犬と一緒に写った写真を貼ったしおりがもらえる。