建築業界は、人出不足の解決方として女性の労働力を求め始めている。
一年間に建築可能な家の数は1万5,000軒とされているが、来年必要と予測されている2万8,000軒には到底及ばない。
業界は伝統的な男性労働者以外に、女性の力に目を向けている。Building and Construction Industry Training Organisationの責任者は、「これまで主力だった労働力から、女性、マオリ、太平洋諸国出身者、英語が第二外国語の移民者たちなどを呼び寄せたい」と語る。
実際この15年間で、この業界で働く女性の数は2倍になったが、さらに伸ばしてゆくために改善できることはたくさんある、とのこと。
「雇用形態をもっと柔軟にし、この業界に興味のある人々に広く門戸を開くこと。また、女性でも建築現場で働けるというポジティブな考えをもった両親、教師が必要です」というのが彼らの意見である。