IRDは2010年以来、キャンペーン等で特に海外に住む学生ローンの債務者へ、返済を呼びかけており、これまでに2億NZドルを回収したことを明らかにした。
今年5月時点で、73万人以上の学生ローン債務者がおり、うち15%が海外在住で、総額およそ31億NZドルの貸しがある。今年のターゲットとして海外の債務者を率先して1億NZドルの回収に向けたいとし、IRD(税務署)は現在20名に対して支払命令書の発行をし、支払いに応じなければ逮捕も辞さない考えでいる。IRDでは過去にも同様のケースを行い、逮捕前の債務回収に成功している。
債務者はIRDのオンラインサイト(MYIR)から自分のローン残高が確認可能。