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マヌカハニー大手Comvitaが買収による売却を検討

ニュージーランド最大のマヌカハニー生産企業であるComvitaが、投資会社Mastheadの子会社であるFlorenzからの買収提案を検討。

この動きは、世界のハチミツ業界が困難な時期に直面する中で行われました。提案されている買収額は、株式価値で5,600万ドル、企業価値で1億1,900万ドルです。Comvitaは、2024会計年度に7,700万ドルの税引き後損失を計上するなど赤字が続いており、経営再建のためにリーダーシップ層やスタッフの削減などの措置を講じましたが、長期的なバランスシートの維持には不十分でした。

Florenzは、この買収が世界最大のマヌカハニー製品販売業者を創出すると述べています。Comvitaの会長であるブリジット・コーツ氏は、この売却案が、マヌカハニー部門が直面する継続的な課題に対する「確実性」をもたらすと語っています。買収を成功させるには、株主の承認、高等裁判所、および独立したアドバイザーの承認が必要となります。より詳しい情報は10月に株主に公開され、株主総会は11月に予定されています。