コロマンデル地方で、増水した洪水の中に取り残された男性が、地元消防団によって救出されました。

木曜夜、州道25号線で車が立ち往生したとの通報を受け、オネマナ・オポウテレ消防団のジョー・アダムス消防団長と副団長プレストン・ヒューが、高車高の特殊車両ユニモグを使って出動しました。現場では風速90〜125キロの強風と激しい雨の中、男性の乗った車の周囲で安全確認を行い、浸水した道路を歩いて彼を救出。男性は電気系統が故障した車内で冷静に待機しており、大きなケガはなかったものの不安を感じていた様子です。

州道25号線ではこの夜の豪雨により複数の町が一時孤立し、現在も通行止めが続いています。アダムス氏は「道路が閉鎖されている時は、それなりの理由がある。状況をきちんと確認して行動してほしい」と呼びかけています。