今月初め、ネイピアの小川周辺で発見された100羽以上のカモの死骸について、専門家は原因が「鳥類ボツリヌス症」である可能性が高いと指摘しました。
農業・生物安全保障省(MPI)は、鳥インフルエンザなどの外来病原体は否定し、ニュージーランド国内でよく見られるボツリヌス菌によるものとみられるとしています。この病気は温暖で栄養分の多い水辺環境で発生しやすく、北島では比較的頻繁に確認されています。
ホークスベイ・フィッシュ&ゲームは市と連携し、死骸や衰弱した鳥の回収を進めています。また、ネイピア市は青藻類(シアノバクテリア)の繁殖にも注意を呼びかけ、ペットを水辺に近づけないよう市民に警告しています。