南島の先端に突き出したフェアウェル・スピットに、巨大なイカの死骸が流れ着き、人々を興奮させている。
この地のツアー・ガイド、アントン・ドナルドソンさんは、観光客グループを灯台に案内している時、この軟体動物の亡骸に出くわした。
「海岸に大きな白いモノがあるのが見えました。最初は羊毛袋と思ったんですが、近づいてみたら触手があるのがわかり、巨大なイカと判明しました」とドナルドソンさん。
このイカは、触手を含まない頭の先から体までが約4メートル。
「吸盤は先が無くなっていて、サメか何かに食べられたようでした」
この30年間で、6~7匹の巨大イカがフェアウェル・スピットに打ち寄せられている。