オークランドにあるSkyCityカジノは、特定の顧客が長時間ギャンブルを続けていたにも関わらず、それを検知・対応できなかったとして、ホスト責任義務違反で5日間の閉鎖を決定した。
これは、内務省の調査により、SkyCityのシステムが顧客の連続プレイを警告しなかったこと、および適切なスタッフの監視・介入がなかったことが明らかになったため。 内務省は、ニュージーランドギャンブル委員会にSkyCityのライセンス停止を申請したが、SkyCityが自主的な閉鎖に合意したため、申請は取り下げられる見込み。
SkyCityは、今回の問題を深刻に受け止め、再発防止策として、リスク管理体制の強化、従業員教育の徹底、顔認識技術の導入などを実施すると発表した。
この5日間の閉鎖によるSkyCityの損失額は約500万ニュージーランドドルと見積もられており、同社は今回の件で顧客に迷惑をかけたことを謝罪し、安全で責任あるカジノ運営に努めるとしている。