ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

専門家が警告、夏のCovid-19感染拡大

ニュージーランドの疫学者が、夏に向けてCovid-19の新たな感染拡大に警鐘を鳴らしています。オタゴ大学のマイケル・ベイカー教授は、感染力の高い新しいサブバリアント「XEC」が国内で確認されており、夏の感染波により感染者数や死亡者数の増加が予想されると述べました。

ベイカー教授は、Covid-19パンデミックが終息したものの、依然として冬と夏に感染波が起こり得るため、油断は禁物としています。また、若年層もブースター接種の対象にすべきだと主張し、予防接種の拡大を訴えました。

さらに、長期的な健康被害である「ロングコビッド」への懸念も指摘。現在、世界の成人の約6〜7%がロングコビッドに苦しんでおり、再感染によりリスクが高まる可能性があると警告しています。