ラキウラコーストの800メートル沖にあるウルヴァ島は、1997年以来、外来種の動物がいないペストフリーの島として知られていたが、ニュージーランド自然局はこのたび、罠の中で死んでいるネズミを発見し、外来種の侵入があったことが判明された。
ラキウラのオペレーションマネージャー、ジェニファー・ロス氏は、バイオセキュリティチェックの強化と、レンジャー隊員および訓練を受けたネズミ探索犬の増員を宣言した。
「ウルヴァ島は本島から近く、多くの人が来島します。年に1、2回は外来動物の侵入がありますが、罠を仕掛けることでそれを察知し、数が増える前に撃退する用意をすることができます」とロス氏。
「ウルヴァ島は、アオテアロアの本来の自然を維持している数少ない例の1つです。全力をあげて守る価値があるでしょう」